図書館のおすすめ本
10代の「読みたい!」を応援する、ティーンズサポート隊が厳選したおすすめ本をご紹介。
各館が今おすすめしたいテーマで紹介していくよ。
栃木図書館
テーマ「忘れられない夏」
『あの夏が飽和する。』カンザキイオリ/河出書房新社
あの夏のはじめ、流花は誤っていじめっ子を死なせてしまう。流花は千尋とともに逃避行の旅に出たが、流花は千尋を残して自ら命を絶ってしまった。それから13年経ち…。大ヒットボカロ曲の小説化。聴いてから読むのがオススメです。
『永遠の夏をあとに』雪乃紗衣/東京創元社
かつて神隠しに遭った少年。不思議な少女。怪異が起こり始める町。すべての謎の鍵は、少年の失われた記憶の中に…。「彩雲国物語」の著者が描く、渾身の書き下ろし長編。
大平図書館
テーマ「パリ2024パラリンピックにむけて」
『パラスポーツ事典 』高橋明/メイツユニバーサルコンテンツ
本書では、パラリンピックの基礎知識とパラリンピックで行われている夏季大会22競技・冬季大会6競技の魅力と特徴を、写真とイラストでわかりやすく解説します。ぜひ観戦や応援に役立ててください!
藤岡図書館
テーマ「夏の物語」
『屍人荘の殺人』今村昌弘/東京創元社
ミステリ愛好会に所属する葉村譲と明智恭介は、同じ大学に通う探偵少女・剣崎比留子と共に映画研究部の夏合宿に加わる。合宿初日の夜、彼らは宿泊先の紫湛荘に立て籠りを余儀なくされる。極限状況の中、映研の一人が密室で死体となって発見され…。
『ペンギン・ハイウェイ』森見登美彦/角川書店
ある日、ぼくが住む街に突然ペンギンたちが現れた。このおかしな事件に、歯科医院のお姉さんの不思議な力が関わっていることを知ったぼくは、その謎を研究することにした─。小学4年生の「ぼく」目線で語られる、ちょっと不思議なストーリー。
都賀図書館
テーマ「新紙幣」
『マンガ新しい紙幣の感動物語』木平木綿/Gakken
2024年発行および流通開始の紙幣の肖像となる、実業家・渋沢栄一、教育者・津田梅子、細菌学者・北里柴三郎の生涯をマンガで紹介。ウラ面である富嶽百景、東京駅、藤の花についての物語や、旧札の偉人たちの物語も併録
『億万長者も知らない!?お金のびっくり事典』中村浩訳/中村浩訳
「お金」について楽しく考えられるきっかけとなる雑学事典。日本だけではなく世界のお金の歴史、使われているお札の肖像や図柄にまつわる話、さまざまなにせ札防止の技術など、知られていない話題を多く紹介する。
図書館西方館
テーマ「夏、日本文学に触れる」
『山田全自動の日本文学でござる』山田全自動/辰巳出版
日本文学の名作が山田全自動、独自のタッチでマンガになって生まれ変わりました。作品解説や文豪紹介のコラムも充実しています。名作が近くに感じられる一冊です。
図書館岩舟館
テーマ「外出先で働くひと」
『東京ディズニーリゾートキャストの仕事』講談社/講談社
夏の長期休暇で様々な場所へ出かけますが、その先々で働くひとがいるからこそ楽しめます。
そこで、おもてなしを高く評価されるリゾートキャストの一日をまるごと覗ける本をおすすめ。
キャストへのインタビューや仕事に就くまでの流れなど、職業案内としても充実の内容です。