砂原浩太朗
講談社
2021.1
335p
20cm
4-06-519273-0
978-4-06-519273-3
神山藩で、郡方を務める高瀬庄左衛門。50を前にして妻を亡くし、息子をも事故で失い、ただ倹しく老いてゆく身。息子の嫁・志穂とともに寂寥と悔恨の中に生きていたが、ゆっくりと確実に、藩の政争の嵐が庄左衛門を襲いくる。命の輝きに満ちた時代長編。