京極夏彦
KADOKAWA
2021.7
591p
20cm
4-04-110995-7
978-4-04-110995-3
遠野南部家に仕える宇夫方祥五郎は、密命を受けて市井の動向を探り、噂話などを調べていた。『遠野古事記』を記した宇夫方広隆の子孫である祥五郎のもとには、次々と奇怪な「咄」が舞い込んでくる…。江戸末期の遠野を舞台に「化け物退治」が幕を開ける。