島本理生
文藝春秋
2021.7
229p
20cm
4-16-391401-3
978-4-16-391401-5
日本文学科の大学院生の春は創作による修士論文と『銀河鉄道の夜』を扱った副論文の準備をしていた。未だ書かれずにいる小説と未完に終わった賢治の作品への思い。そこには幼いころ失踪した父の存在が影を落としていた…。「私」をめぐる旅の物語。