矢野 隆
中央公論新社
2021.10
337p
20cm
4-12-005474-8
978-4-12-005474-7
生まれた時から平氏に家族と、自らの自由を奪われた九郎義経。世の中に強い憤りを覚えるも、己の無力さを痛感していた。九郎の元に集う郎党も、無力さに苦しむ者ばかり。やがて訪れた挙兵の時。獣すら降りられぬ鵯越の崖の上で、男達の叛逆心が燃え上がる。