浮穴みみ
双葉社
2021.10
277p
20cm
4-575-24452-X
978-4-575-24452-6
内容:ウタ・ヌプリ. 費府早春. 日蝕の島で. 稚内港北防波堤. 小さい予言者 明治から昭和に至る北海道開拓期を背景に描いた短編集。ゴールドラッシュに翻弄された人間の悲哀「ウタ・ヌプリ」、樺太への玄関口が静かに見守る親子の情愛「稚内港北防波堤」、炭鉱の末路と、ささやかな希望をこめた表題作など全5編。3部作、ついに完結。