小手鞠 るい
文藝春秋
2021.12
187p
20cm
4-16-391477-3
978-4-16-391477-0
岡山の片田舎に生まれた女の子が、性に目覚める。進学校に進み、京都の有名私立大学に進学。そこで男たちと次々に「共犯関係」を結んでいくが…。太宰治の『人間失格』を下敷きに、「女性が女性であることで覗きこむ深淵」を照らし出す「女」の物語。