永井紗耶子
中央公論新社
2022.4
307p
20cm
4-12-005522-1
978-4-12-005522-5
京の六条殿に仕える女房・周子は、宮中掌握の一手として、源頼朝と北条政子の娘・大姫を入内させるという命を受けて鎌倉へ入る。繊細な心を持つ大姫と、大きな野望を抱く政子。二人のことを探る周子が辿り着いた、母子の間に横たわる悲しき過去とは…。