木下昌輝
文藝春秋
2022.5
326p
20cm
4-16-391536-2
978-4-16-391536-4
家康が天下を統一し、世の中からは戦国の気風が消えていき、宮本武蔵の剣も、時代遅れの遺物になり果てていた。そんな武蔵のもとに、家康に呪いをかけた者を生け捕りにせよという依頼が舞い込む。世を捨てると決めた武蔵は、依頼を固辞するが…。