西村賢太
文藝春秋
2022.5
485p
20cm
4-16-391543-5
978-4-16-391543-2
2004年暮れ、北町貫多は人生において初めての高揚を味わっていた。同人誌に発表した小説が、大手文芸誌「文豪界」に転載されたのである。にわかに訪れたチャンスをものにして“輝かしき新進作家”になるべく、苦悩しながらも奮闘する作家前夜の日々。