泉ゆたか
双葉社
2022.9
271p
19cm
4-575-24554-2
978-4-575-24554-7
夫と離縁してから女中奉公で暮らしを立ててきた咲は新しい奉公先のある上野不忍池を訪れる。あばら家で待っていたのは、幼い頃に母が咲を伴い奉公していた大店の元お嬢様、志摩だった。志摩は、男女が逢瀬を愉しむ“出合茶屋”を開くというが…。