ページ数
318p
大きさ
22cm
ISBN
4-8234-1224-9
978-4-8234-1224-0
副タイトル
教育、ラジオへの展開と戦争協力
内容
内容:口演童話による教育と文化伝承. 先行研究と課題設定、本書の構成. 口演童話の創始と1920年代までの展開. 教室童話の展開. 口演童話家のラジオへの進出. 教育の戦時体制下におけるラジオ番組「幼児の時間」. 国史劇にみられる少国民錬成の要素. 日本少国民文化協会童話部会の「童話報国」. 結論と本書の意義、今後の課題 20世紀前半の日本で活躍した「口演童話家」とよばれた一群の人たちの語りの展開を描述。子ども集団への語りをなりわいとした人たちが話した物語を台本で確かめ、昭和戦前・戦時期の子供たちが何を聞いて大人になっていったかの事例として考察する。